VPN(SSTP)を導入する(2)

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前回の続きで、今回は準備とします。

まず、必要な物をリストアップします。

  • Windows Server 2008の動作するサーバマシン
  • SSTP対応のクライアントパソコン(現在Windows Vista SP1以降のみ対応)
  • ブロードバンド常時接続環境(上り速度が速い光ファイバー接続を推奨)
  • ドメイン名(ダイナミックDNSのサブドメインでも可)

これくらいでしょうかね? これらは、すべて必須です。1つでもなければ、SSTPを使ったVPNを構築することができません。

また、Windows Server 2008には以下の物をセットアップする必要があります。

  • Active Directory ドメインサービス
  • Active Directory 証明書サービス
  • Internet Information Service (IIS)
  • ルーティングとリモートアクセス

詳細は、次回説明しまが、これらを設定する必要があると言うことを覚えておいてください。ある程度知っている方なら、ここでドメインネットワークを作らないといけないと言うことに気がつきます。なくてもできるんでしょうが、元々自宅にドメインを使用しているので、こちらを使用しました。

SSTPを構築するために必要な要素が、以下の通りです。

  • Windowsのドメインによるユーザ管理
  • サーバの正当性を確認するためのデジタル証明書
  • デジタル証明書を発行するために必要な証明書発行サービス
  • 証明書発行サービスを実行するためのWebサーバ

証明書関連が非常にやっかいで、手間がかかります。逆に言えば、これをクリアすれば簡単にSSTPを使えます。

次回は、ドメインの導入方法を簡単に説明したいと思います。

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