車載 WiFi スポット

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Amazon music や YouTube が車でも使えたらな・・・

あ、そうだ、車内で Amazon Fire TV を使えるようにしよう。

と思い立ったのが今年4月の出来事。

Amazon Fire TV を車載し、使えるようにした。

Amazon Fire TV を使うには、インターネット接続が当然だが必要となる。しかも、VoD サービスなどストリーミングを利用するにはある程度の安定性が求められる。したがって、移動している環境下でいかに高速に安定して通信できるが課題となる。

そんな課題を解決するために、LTE を上流とする WiFi アクセスポイントを自動車に設置し、車載 WiFi スポットを構築した。

実は、構築したのは 5 月の話である。なぜ今さら掘り起こして書いているかというと、2019年7月12日 NTT docomo が docomo In Car Connect というサービスを新たに提供するというプレスリリースを出したためである。

https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/07/12_00.html

このサービスが、本記事で紹介する車載ネットワークの機能と似ており、もう少し早く発表されていれば こっちのサービスにしたのにな、と若干惜しい思いがあったので、急遽書いてみることとした。

なお、本記事は分解改造を伴う解説しています。もし同じことをされる場合は、自己責任でお願いします。

という記事をちょっと前にQiitaに投下した。

http://qiita.com/lti0/items/4025e297014517108af0

やはり詳しい方には既知のようで、その後の記事でフォローされている。

そちらも一緒にどうぞ ⇒ BitVisorのヒープ領域

という記事を Qiita に投稿した。

http://qiita.com/lti0/items/f9d27ded802a5a40c613

この記事は、BitVisor アドベントカレンダー 14日目の記事となっている。

Qiita を初めて使ったが、Markdown に慣れている人ならすらすら書けそうという印象。自分はあまり書かないのでスタイル・文章とも滅茶苦茶。ここだけの話、文章を書くのに掛かった時間がプログラムを書いた時間より10倍以上多く掛かっている。まあ Qiita に限らず良くあることだが・・・

興味のある方は是非覗いてみて下さい。公開されてから見たが、ちょっと長いな。。

GPSInfo v.2.2.0

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GPSInfo version. 2.2.0を本日公開しました。右の GPSInfo のページからダウンロードできます。

ClickOnce インストーラをこのバージョンから廃止したため、同機能でインストールされた方は申し訳ございませんが自動更新されませんのでご注意ください。

主な変更点としては、Google Maps 周りの変更です。

変更点

  • Google Maps JavaScript API を使用するように変更
    • Chromium Embedded Framework の導入
    • これにより、配布ファイル サイズが増えています
  • 地図機能のオフライン機能の廃止
  • 地図にて軌跡を表示する機能を追加
  • Windows 10 の動作サポート(確実に動作を保証するものではありません)
  • 高 DPI 環境のサポート

いつパケットロスしたのかを判別したい人向け。

Linux, BSD

Linux, BSD に入っているping (iputilsとか) は、オプション指定なしでpingを打ち続ける。ロスした場合は、何も表示されず icmp_seq がロスしたパケット数分だけ表示が飛ぶ。

時刻を付ける方法は色々あり、基本はパイプで処理すればいい。

Perl版
$ ping 8.8.8.8 | perl -ne 'print scalar(localtime), " ", $_'
$ ping 8.8.8.8 | perl -MPOSIX -ne 'print strftime("%c ", localtime), $_'

シェル版、その1(簡易版、とりあえず出ればOKの人向け)
$ ping 8.8.8.8 | while read line; do echo `date` $line; done

シェル版、その2(Ctrl-C, Ctrl-\, Ctrl-Tなどで統計を表示できるようにする)
$ ping 8.8.8.8 | (trap : INT QUIT; while read line; do echo `date` $line; done)

シェル版、その3(関数して登録する)
$ pingt () {
> ping $@ | while read line; do echo `date` $line; done
> }
$ pingt 8.8.8.8

Windows

Windows 標準の ping は4回で自動停止する。オプション -t をつけると無限になる。ロスした場合は、タイムアウトしたことを示す結果が表示される。

時刻付加は、perl などをインストールすれば Linux版と同じように時刻を付加できる。結果から先に言うと標準の ping コマンドを使用せずにサードパーティ製の ping ツールを使う方が楽にできる。

なお、標準の ping には、タイムスタンプを表示する機能が備わっている
> ping -s 4 1.1.1.1
オプション -s には、1から4の間でホップ数を設定する。すると途中経路にあるノードがタイムスタンプを付加してくれる。

しかし、この機能は IP に実装されているオプションヘッダを使用しているため、この機能が実装されいないノードの場合は正しく表示されない。また、宛先ノードが ping リプライ時にオプションヘッダを取り外すことがある(Windows や Linuxに対しては機能しないことを確認した)。さらに、タイムスタンプ自体が醜いのであまりお勧めできない使い方である。

VMware ESXi

ESXi は、vmkping が標準でインストールされている。デフォルトでは、3回送信して終了する。無制限にするオプションはなく、オプション -c で回数を増やすことで代用できる。出力は、Linux と同じだが、icmp_seq が 0 から始まる点が異なる(Linux は 1 から)。

色々やった結果を述べると、時刻付加は不可能。Linux版と同様のコマンドを適用できるが、vmkping はパイプを使用すると出力をバッファリングする仕様になっているようで、すべての行に同じ時刻が付加されてしまう。また、Ctrl-C で中断した場合は、何も表示されず終了する。終了時刻と icmp_seq から逆算するしかない。

参考

Surface Pro 3

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長年愛用していた VAIO Type Z が、延命の限界を超えて、いろいろ不具合が出てきたためこの度、新しく PC を新調することにしました。

その新しい PC は、先日 (7月17日) 発売となった Surface Pro 3 です。

Surface Pro 3

モバイル用の PC の購入、かつ、発売されたばかりとあって、久しぶりにブログに軽く感想を書こうとおもいます。購入の参考になればと思います。

購入した Surface のグレードは、Core i5,256 GB モデルです。また、Surface Pro 3 用のタイプカバー (黒)も同時に購入しています。

今まで使っていた VAIO Type Z と比べると、まず厚みが全然違いますね (左: Surface Pro 3、右: VAIO Type Z)。さすが最薄 PC。

Surface Pro 3 の厚さ比較

大きさは、一回り小さいくらいで、開いて使用すると高さが同じくらいになります。

Surface Pro 3 の大きさ

GPSInfo v.2.1.0

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GPSInfo version. 2.1.0を本日公開しました。右のGPSInfoのページからダウンロードできます。なお、ClickOnceインストーラでインストールされた方は、自動で更新されます。

主な変更点としては、バグ修正と解析精度の向上となっています。

変更点

  • NMEA-0183の解析精度の向上
    • GPS情報2で表示されていたGPSの位置情報と伝播強度を正確に表示するように変更
    • GPS情報1でGPSの測位状態の表示を改善
    • GPS情報1の時刻をミリ秒まで表示するように変更
  • シリアル接続のデフォルトで表示されるボーレートを変更
  • シリアル接続の詳細設定を追加

なお、次期バージョンでは、起動してからの結果を保持するヒストリ機能を実装することを考えています。要望のあったマップ上へ軌跡のプロット、NMEA以外のフォーマットの対応は、少し時間が掛かりそうです。

 

愛用しているVAIO type Zがどうやら物理的に故障した。どうやらCPUファンから異音が聞こえるようで、ガーガーと音がなっている。やたらうるさい。

なので、カスタマーセンタに連絡して修理してもらった。インターネット上の情報によると、SONYの修理に関して評判があまりよくないらしい。なので、それに関しての自分なりの印象や電話でのやり取りをまとめる。結果から言うと、特に悪いといった印象はなかった。

カスタマーセンタへ連絡 (2012/11/08 14:00ごろ)

さっそく、電話で連絡を取る。携帯からは、カスタマーセンタのフリーダイヤルへかけることができない。しかたなく、有料のほうへかける。

電話は、自動音声ガイドから始まり、適当にプッシュボタンを押していくとオペレータへつながる。オペレータに、故障したことを簡単に伝えると、向こうから状況の把握のためにやたら質問される。事前に、必ず型番とかを調べておくほうがいい。

いろいろ聞いてみたところ、次のようなことがわかった。

  • PC本体を分解し、HDDをSSDに交換しているが、修理は可能。
  • 修理料金の目安は、本体を送らないとわからない。
  • 自分が指摘した故障以外にもほかの部品が故障が発覚しても、見積もり時に交換部品を指定できる。
  • 見積もり時にキャンセルしても一切の費用はかからない。

一番最後のキャンセルに関しては、怪しい。修理規約には、5000円の見積もり費用がかかると書いている。

修理を行うにあたって、Administrator権限のユーザのパスワードを口頭で教えろといわれる。さすがに、パスワードをもらすのは危険なので、リカバリして渡すことにした。

修理時に送るものは、本体、バッテリ、ACアダプタ、電源ケーブルの4つ。日通が回収に来る。時間指定することができて、指定できる一番早い時間で、9日の9時から12時の間を指定した。

電話は、20分くらいで終わり、後は回収を待つのみとなる。

PC回収 (2012/11/09 10:00ごろ)

家で待ってると、日通の配達員がやってきた。パソコンポとやらで、梱包してくれる。

念のため電源が勝手に入らないようにと思って、バッテリを本体からはずしておいたが、付けてくれといわれたので指示に従った。梱包時に配達員は、PC本体の傷を目視で確認していた。

最後に、サインをして完了。

カスタマーセンタから見積もりの電話 (2012/11/13 19:45)

大学から帰っている時、電車内で電話が鳴った。カスタマーセンタの電話番号でかかってくるので、よくわかる。さすがに、電車内で出るのは・・と思って切れるのを待っていたが、鳴り続けたのでしかなく出た。

電車内ということを伝えたら、20時までならこちらからもう一度かけなおすということだったので、5分後(19:45)でお願いしますと頼んだ。そして、一旦電話を切った。

すると、また電話がなり、電話に出ると、内容は見積もりに関することであった。

交換部品は、CPU冷却装置、シール2種類とのこと。シールは、おそらく熱伝導シートのことだと思う。故障した部品は、向こうで処分してくれる。貰うことも可能なのかもしれない。

修理料金は、約2万円となった。内訳は、部品代5000円、技術料15000円となっていた。技術料が高いと思うが、この中に送料とかが入っているはずなので、案外妥当なのかもしれない。支払いは、代引きにした。

修理完了は、11月20日になるとのこと。後は、待つだけ。

返送 (2012/11/15 15:00ごろ)

大学から帰ってくると、荷物が家に届いていた。思ったよりも、やたら早く帰ってきて、ありがたい。

早速、中を確認した。PCをいろいろ眺めてみたが、特に傷が入った様子もなく、とりあえず一安心。

そして、PCの電源を入れた。すると見事に、CPUファンの不調が解決しており、だいぶ静かになっていた。

まとめ

修理には、大体1週間かかると書いているが、ちょうど1週間で修理が完了した。

料金に関しては、少し高いと感じる。しかし、2万円では、同等の機能 (特に、高解像度ディスプレイ) を持つPCを入手不可能なので、そう考えると安いと思う。

当然だが、今も安定して動作している。今後もこのVAIOを使い続けようと思う。修理に出してよかった。

IPv6 はじめました

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World IPv6 Dayから遅れること2ヶ月半、ようやくサーバ群をIPv6に対応させました。

現在、https://www.letstryit.net/ は、IPv4とIPv6のデュアルスタックで運用しています。http://ipv6.letstryit.net/ に接続することで、IPv6で接続することができます。画像などは、URLが https://www.letstryit.net/ から始まっているので、うまく表示できないかもしれません。

DTIのFeel6を使ってIPv6接続をしています。IPv6のトンネルをルータであるIX2015で作り、DTCPの認証をCentOSで行うことで接続しています。まだ、いまいち安定していなく、接続が切れることがあります。ご了承ください。

今後ともLet's Try It!をよろしくお願いします。

ノートPC用にIntelのSSDを使っていたのですが、80GBと容量が小さく、いつも空き容量に悩まされていました。今回、思い切って新しいSSDを購入しました。購入したのは、Crucial m4 256GBのSSDです。値段は、京都ソフマップで26,000円くらいでした。2012年2月に購入しているので、今はもっと安いはずです。

それで、導入時に色々悩まされることがあったので、それについてまとめます。

プチフリ?

SSDにWindows 7をインストールしてPCを使用していたところ、一定時間フリーズする現象が多発しました。Windows付属のリソースモニタによると、SSDへのアクセスが100%になり、I/O待ちでフリーズしていると言うことがわかりました。

原因は、IntelのSATAドライバで、LPMという省電力機能が悪さをしているためです。LPMを無効にすることで、このフリーズする問題を解決することができます。

まず、それが原因か確認する方法は、システムログにiaStorのタイムアウトに関するログで確認できます。ログが記録されていれば、LPMが原因でフリーズしています。

LPMは、ポートごとに設定があり、レジストリで設定することができます。レジストリキーは次の通りです。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControl\Service\iaStor\Parameters\Port[0-5]\LPM

ポートは、SSDの繋がっているポートを指定します。LPMのデータを、1から0に書き換えることで、LPMを無効化できます。

4KBランダムライトが遅い

ベンチマークを取るとすぐにわかりますが、4KBのランダムライトが遅い時があります。正常な結果の場合は、MLCフラッシュメモリの特性から4KBランラムリードの方が早くなります。

この原因は、パーティションとファイルシステムのアライメントです。このSSDは、内部で4KBセクタで管理しています。アライメントがずれていると、4KBでライトする時に8KBリードとライトが発生し、余計な読書きが発生するためです。

アライメント調整

通常、アライメントはパーティションを作成する時に開始セクタを指定して調整します。しかし、既にデータを入れてしまった場合は、安易にパーティションを削除するわけにはいきません。なので、GPartedというパーティション編集ツールを使って、パーティションを削除せずにアライメントを調整します。

GPartedは、Linuxで動作するフリーのパーティション編集ツールです。ホームページ上で、LiveCDが公開されているので、Linuxが無い環境でも簡単に使うことができます。

アライメント調整の手順

  1. GPartedを開き、アライメント調整をするパーティションを選択する。
  2. 右クリックしてメニューからリサイズ/移動を選択する。
  3. アライメントをMiBにする。
  4. 開始位置を前後どちらかに1ずらす。
  5. OKを押して、全ての操作を適用(チェックマークのボタン)を選択する。

パーティションサイズが1MB変化します。適用後にずらす方向を逆にしてもう一度すると戻りますが、1MB未満のパーティションサイズの変化は出ます。

あと、OSが入っているパーティションの場合、起動しなくなることがあります。その場合は、ブートローダを修復することで元に戻ります。Windows 7の場合では、インストールディスクで起動し、コンピュータの修復やスタートアップの修復を選択すると修復することができます。

クラスタサイズの調整

アライメントを調整しても改善されない時があります。また、ベンチマークを取っている時、速い時と遅い時があるといった現象が出ることがあります。

これは、ファイルシステムのクラスタサイズが4KB未満になっているためです。リードとライトは、クラスタサイズ単位で行われる、クラスタサイズが小さいと4KBでアクセスした時、2つのセクタを跨いでしまうことがあります。

クラスタサイズは、フォーマット時に指定することができます。しかし、アライメント調整と同じく、データが入っている場合は、安易にフォーマットできません。ただ、私が探したところ、フリーでデータを維持したままクラスタサイズを変更するソフトを見つけることができませんでした。有料であれば、Acronis Disk Directorを使うことで、変更することができます。(無料でできるソフトがあれば是非教えてください)

まとめ

Crucial m4というSSDを使ったわけですが、癖が強かったです。面倒な人は、4KBセクタじゃないSSDをネットで調べて買う方がいいです。ただ、SSDやHDDの今後の傾向としては、チェックサムを減らすとかで4KBセクタを採用する方向らしいです(WDのAdvanced Format Technologyなど)。こういうのに慣れておくと良いかもしれませんね。

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