5月5日にWindows 7 の RC版が公開されました。なので、使わないわけにはいかない、ということでインストールしてみました。
インストールするPCは、VAIO Type Z VGN-Z91DSです。ドライバなどの関係上、気が進みませんがアップグレードインストールとしました。
インストールは、およそ2時間くらいかかりました。アップグレードだからだと思います。クリーンインストールにすると30分くらいで終わると思います。
アップグレードするときに、互換性の問題が少々出てしまいました。Daemon Tools、Skypeなどです。このあたりは、対応を待ちましょう。
インストールが完了し、早速使用してみました。
まずは、動作速度ですが、ベータ版と同様って感じですね。ほとんど変わっていないような気がします。Vista よりもちろん早いです。
スリープ、休止状態からの復帰速度が速くなりました。休止状態の復帰は、Vistaでは、2分くらい待たされましたが、Windows 7 では30秒前後まで短縮されていました。しかし、場合により1分くらいになるときがあります。
次に、インターフェース関連ですが、はっきり言って使いやすいです。
Vista のときは、どうもタスクバー関連で見づらく、何回もクリックして切り替えていましたが、7 では、アプリケーションごとにグループ分けがしっかりとされ、プレビューも見やすくなり、尚且つ、そのウィンドウだけが表示されるという機能のおかげで、切り替えがしやすくなっています。また、Jump list も非常に使いやすく、最近開いたファイルが一発で開けるというのが非常によいです。
スタートメニューも少々変更があり、ここでも最近開いたファイルが表示されるようになっています。この機能は、比較的新しいアプリケーションだけが使用できると思っていましたが、Word 2003など結構古いアプリケーションでも有効になっていました。
タスクバーの通知領域は、すべて隠されるようになりました。バルーンが表示されるときのみ通知領域に登場してきます。カスタマイズを簡単にすることができ、ドラッグアンドドロップで表示非表示の設定が出来ます。
ウィンドウ関連は、画面上部にウィンドウをぶつけると最大化など非常に便利です。画面左右だと半分の大きさに最大化してくれるので、ワイド画面のディスプレイを使っているときは便利です。また、ウィンドウ上下をダブルクリックしたときに、上下に最大化してくれるので、これもワイド画面を有効利用できます。この操作は、マウスだけでなく、[Windows キー]でも行えます。[Windows キー] + [矢印 キー]で行えます。キーボードから手を離さずに操作できる点が良いです。
Windows XPとの互換性を維持するために、仮想環境がオプションで用意されることになりました。Professional と Ultimate のみ対応です。それ以外は、XPのライセンスを別途用意する必要があります。この機能ですが、パソコンが仮想機能に対応している必要があります。あいにく、Type Zは、対応していないため、使おうとしてもエラーが発生し、続行できません。今度、対応PCにインストールして試して見ます。
ハードウェア固有の機能として、ハイブリッドグラフィックス機能があります。ベータでは、多くのアプリケーションをインストールしていたりしたので、うまく動作してくれませんでした。しかし、今回は、特に不良はありません。すべての機能が動作します。ただし、SPEED モードにしたときに液晶ディスプレイの輝度が変えられなくなります。一度、STAMINA モードに変更し、設定したい輝度に変更し、そして元に戻すという処理が現在は必要です。Windows 7 が発売されるようになったら、SONYからドライバディスクが提供されると思うので、それを利用することにします。提供されなかったら、Type Z はVista のままにします。
3日ほど使用しましたが、基本的に動かないといったソフトはありませんでした。ドライバ関連で、動作しないものがありましたが、その後対応してくれると思います。
Windows 7 は、なかなか使い勝手がよかったので、発売日に買ってしまいそうです。今年の秋?くらいには出ると思うので、それを目安に貯金することにします。
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