MITSUBISHI RDT231WM-X

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フルHD対応の23型ディスプレイ「MITSUBISHI RDT231WM-X」をついに買いました。"ついに”というのは、以前から狙っていたからです。

RDT231WM-X

この液晶ディスプレイは、液晶の駆動方式に、「IPS方式」というものを採用していています。この方式を使うことによって、広視野角できれいな表示ができるようになります。しかし、欠点としてIPS駆動方式は、コストが高くなっています。

このRDT231WM-Xは、比較的安価に購入することができるIPS方式を採用したディスプレイなのです!!

この液晶を私は、4万3千円で購入しました。安い液晶ディスプレイなら現在2万円前後で入手可能なので、それと比べるとかなり割高です。

高い分だけあって表示は、きれいです。さすがに、10万円以上するプロ用のディスプレイにはかないませんが、ハイアマチュアレベルで、そこそこ良いディスプレイがほしいという人にお勧めだと思います。

ちなみに、ちょうど一年前にプリンストン製のディスプレイを購入しましたが、あれは視野角が狭い上に、色がへんてこになっていたので、親に譲りました。(この記事を参照)

視野角について調べてみました。比較対象は、いつ買ったかよく覚えていない(3年くらい前?)LG電子製のL226WA-BNです。今では、扱いが少なくなっている22型の1680x1050の解像度を持つ、16:10の液晶ディスプレイです。(当時3万5千円で購入した覚えがあります)もちろん駆動方式は、TN方式です。

液晶ディスプレイの視野角の比較

写真では、うまくわからないかもしれませんが、明らかに下からだと、変色が激しいです。左右からでは、TN方式でも割とがんばってくれますが、上下は致命的です。

寝転んでみるとかをする人にとっては、TN方式の液晶ディスプレイは使い物にならないと思います。(実際に私もやろうとしたが、完全に寝転んでみることはできずに、肘をついて見ていました。)

2種類のディスプレイの表示2つの液晶ディスプレイを撮影してみました。左が、RDT231WM-X、右が、L226WA-BNです。

どちらがきれいに見えますか? っと言っても貴方が表示しているディスプレイに左右されるので、おそらくわからないでしょうね。でも、色の違いはわかりますよね?

左の方が、階調がなめらかです。右はというと、階調飛びみたいなことになっているように見えます。

ちなみに、色とかの設定は、ほぼデフォルトです。(RDT231WM-Xは、色関連で1%だけいじりました)

 

液晶の応答速度に関してですが、IPS方式は比較的遅く、10ms前後かかるのが普通です。なので、オーバードライブ回路というもので、液晶の応答速度を速めています。

この液晶では、オーバードライブの設定が1・2と2段階で切り替えることができます。1で、応答速度が8msくらいになり、残像感がほぼなくなります。高速なテロップなどは無理なので、2に切り替えて使います。

ただし、オーバードライブを有効にすると、オーバーシュートという現象が起こって、画面切り替え時に、一瞬色が変になります。とくに、人の肌などは致命的で、ぎらぎらします。

そういうときは、OFFにするのがベストです。

※ちなみに、L226WA-BNにもオーバードライブ回路が入っていますが、オーバードライブしすぎで、オーバーシュートを起こしまくるという一時期とてもそれで有名になりました。

 

RDT231WM-Xのリモコンおまけ、リモコンがついています。なかなか便利で、入力の切り替えが楽に行えます。しかし、色調整とかはできないので、メニューをリモコン操作できるようにしてほしかったです。

さらにおまけ、付属のケーブル類が多いです。RGB-D端子という見たことないケーブルがついていました。(D端子の中継もある)

 

結論

表示にこだわるけど、そこまで高いものは買えないという、ハイアマチュアな人にお勧め。

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このブログ記事について

このページは、enjoypcが2010年5月 6日 16:48に書いたブログ記事です。

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