Serversman@VPSを使ってみた

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前書き

最近は、VPSと呼ばれるレンタルサーバが流行しています。VPSは、仮想化技術を使って、共用サーバなのに専用サーバのように使えるサービスです。

そのVPSの1つに「Serversman@VPS」が今年4月から開始されました。月々500円という格安価格で利用できるという優れたサービスです。

私は、5月1日に申し込んで、その記録を書きます。

音沙汰なし・・・

実は、利用開始日は、今日です。今まで、何の連絡もありませんでした。

利用契約には、「1ヶ月以内に利用開始」みたいなことが書いていたので、5月中旬には開始されるかと思っていましたが、その予想は大きく外れました。

ちなみに、不安になって、5月31日に問い合わせをしました。その返信には、「6月初旬」の記載がされていました。

まだ待たされるのか!!

と、思いつつ待っていたら、その数時間後「利用開始のお知らせ」が届きました。

メールには、IPアドレス(v4,v6)、rootのパスワード、serverman@VPSのパスワードが書かれていました。

それで、そのメールの下部に、うれしい記載がされていました。

「本月より3ヶ月無料です」

と。

もしかしたら、これを最大長にするために、6月にずらしてもらったのかもしれませんね。問い合わせで失礼なことをしてしまったような気がします。

 

使ってみた!

使い方とかが、メールに一切書いていないので、Linuxサーバを組んだことがない人は、結構きついかもしれません。

IDとパスワードが2種類あって、まず、それで迷います。

数時間触って確認したところ、VPSにもServersmanの機能が入っているようです。

VPSは、完全なCentOS 5で、Serversmanは、ネットワークストレージです。

 

VPS

SSHで、VPSに接続します。

さーっと、見てみました。

  • CPUは、Xeon L5520 2.27GHz 905MHz
  • ストレージは、0.5G使用済み
  • メモリは、100Mほど使用済み
  • カーネルは、もちろん仮想のやつ(2.6.18-164.10.1.el5.028stab067.4)
  • カーネルから、OpenVZ?
  • swapがない
  • ramfsがない
  • /bootディレクトリが空
  • apacheはインストール済み(これは仕様)
  • ネットワークは、venet0がIPv6、venet0:0がIPv4が割り当てられている

わかったのはこれくらい。

応答速度とかは、結構速いと思っています。あまりたいしたことはしていませんが。少なくとも家のHyper-Vのやつよりレスポンスは良いように思います。

 

ちょっと気になったことがあって、これSSHで接続できなくなったらどうするんですかね?コントロールできなくなりますよね?サポートで対応してくれるんでしょうか。

 

Serversman

Serversmanにアクセスするには、ウェブブラウザを使ってアクセスします。よくあるネットワークストレージと同じですね。

設定は、VPSのサーバ上でブラウザを使って設定します。

ただ微妙な点があって、使用時に、パスワードやデータがSSLで保護されないのが、ちょっと嫌です。安全ではないです。安全性を考え、これを使うよりも、FTPSやSFTPなどを使った方が、良いと思います。

あと、パブリックなデータだと便利で良いかもしれませんが、パブリックにする方法がよくわかりません。プライベートクラウド専用なのかもしれませんね。

 

何に使うか・・・・

現在、特に何もやってません。

ちなみに、サーバ名は、alphardとしました。alphard.letstryit.netでアクセスできると思います。

使用方法ですが、大事なデータを放り込んで、バックアップにしようと思っています。現在、Subversionのレポジトリ保管庫を組みました。まだテスト段階です。

3ヶ月も無料期間があるので、何使うか考えておきます。

 

終わりに

結構良いサービスを破格でやっているものですね。儲けがあるのか?と思いつつ使っています。

もう3ヶ月無料のキャンペーンは終了してしまいましたが、この価格なら許せるでしょう。

クラウド環境がほしい、安定したサーバがほしい、バックアップサーバがほしいという人には、GOODかもしれませんね。


おまけ

CPU情報とメモリ、ストレージ情報。ちょっとだけ変更しているので、初期よりメモリ使用量、ディスク使用量が増えてます。

# cat /proc/cpuinfo
processor : 0
vendor_id : GenuineIntel
cpu family : 6
model : 26
model name : Intel(R) Xeon(R) CPU L5520 @ 2.27GHz
stepping : 5
cpu MHz : 905.399
cache size : 8192 KB
physical id : 0
siblings : 4
core id : 0
cpu cores : 4
apicid : 0
fpu : yes
fpu_exception : yes
cpuid level : 11
wp : yes
flags : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm syscall nx rdtscp lm constant_tsc ida nonstop_tsc pni monitor ds_cpl vmx est tm2 ssse3 cx16 xtpr sse4_1 sse4_2 popcnt lahf_lm
bogomips : 4533.64
clflush size : 64
cache_alignment : 64
address sizes : 40 bits physical, 48 bits virtual
power management: [8]
 
# free
total used free shared buffers cached
Mem: 262144 120952 141192 0 0 0
-/+ buffers/cache: 120952 141192
Swap: 0 0 0
# df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/simfs 10485760 545232 9940528 6% /
none 131072 4 131068 1% /dev

 

 

 

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このブログ記事について

このページは、enjoypcが2010年6月 1日 22:08に書いたブログ記事です。

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