デスクトップで使うLinuxを選定

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試験とかレポートとかなんやかんやで更新が止まってました。あと、良いネタが少なくなってきて、書くことが無くなってきました。ということで、一般的な話で、今回はこの前やっていたことをまとめます。

注)これは、7月24日に書きかけのものに、9月7日に書き加えて完成させた記事です。書き出しが、ちょっと変ですが、気にしないでくださいね。

よくLinuxを使うんですよ...

私は、プログラミングやTeX処理とかのオープンソースのソフトウェアは、Linuxで使っています。特にオープンソースソフトウェアは、UNIXを措定して開発されていることが多いので、Linuxで使うと問題が少ないのでよく使用します。

Linuxは、たくさんの種類(ディストリビューション)があります。ディストリビューションによって、ディレクトリや設定、パッケージが異なり、使い勝手の善し悪しがあります。

そのディストリビューションの違いを吟味してみました。

いいディストリビューションは?

私のLinuxに求める要件は次のような感じです。

  • 日本語環境が使えること
  • pLatTeXが使えること
  • パッケージ管理がしやすいこと
  • バグが少ないこと
  • なるべく最新のソフトウェアを使えること

これを重要視して探してみました。ポピュラーなLinuxを探して、インストールしてみて、使用感を欠いていきます。インストールしたLinuxは以下の通り。

  • Fedora 13
  • Vine Linux 5.1
  • Debian 5.0.5
  • CentOS 5.5

 

Fedora 13

とにかく最新のバージョンを詰め込んでくることで有名のLinux。更新間隔が速くすぐにバージョンが上がる。

使ってみた感じは、中々良いんじゃない?って感じです。

セットアップ時にトラブルがあり、以前にRAIDを組んでいたマシンにセットアップしたため、セットアップできないというトラブルがありましたが、HDDをddでゼロフィルして初期化することでセットアップできました。ほかのLinuxでは、警告はでなかったのですが、最新のLinuxということでチェックをしているようです。

yumでパッケージ管理をしますが、初期のレポジトリでは使いにくく、日本語環境を用意するのが困難でした。rpmfusionというレポジトリを追加することで、解決することができました。

Vine Linux 5.1

日本で開発されているLinux。日本語環境を強力にサポートしている。

以前からデスクトップ用として愛用しているLinuxです。日本語環境が整っていて、何も考えずにLaTeXがつかえたりするので重宝しています。

しかし、更新やバグフィックスが遅く、パッケージが古いので、ソースをコンパイルしてインストールとかを要求されたりすると使えないことが多いです。

私的に、5になってから「ん?」と思うところが増えてきているので、もっと頑張ってほしいと思っています。

Debian 5.0.5

上記の2つの系統とは異なるLinux。

知り合いがお勧めしてきたので、初めて使ってみました。これもFedora同様なかなか良い感じです。希望通りのことをやり遂げてくれます。

aptでパッケージ管理をします。このaptが私にとって結構くせ者で、マルチアーキテクチャをサポートしていません。つまり、Debianの64bit版をインストールした場合は、64bitのバイナリしか動かすことができません。(Fedoraでは、64bit版でも32bitのバイナリを動かすことができます。)

あと気になったのは、aptで新しいパッケージをインストールするときに、インストールDVDが必要になったということです。たぶん設定でインターネットからの取得でいけると思いますが、デフォルトではそのようになっていました。

CentOS 5.5

Red Hat Enterprise LinuxのクローンLinux。サーバOSとして多くネット上に存在。

CentOSは、サーバOSとして解説されているようですが、デスクトップ用としても結構使えます。日常的に良く使用するのがこれだったりします。

ただし、CentOSもVineと同じく、更新が少し遅く、かなり古いパッケージになっています。また、一部特殊なパッケージになっていて、なじみにくかったりします。

それと、安定感にいまいち欠け、スレッド関係で少し挙動がおかしいように見えます。OpenOfficeやAdobe Readerは、キーボードの入力があるとフリーズしてしまいます。

 

検討の結果

今のところ、Fedoraにしようと思っています。新しい機能とかを使いたいのと、レポジトリも複数あるので、ソースのコンパイルとかも簡単にできると思ったからです。レポジトリの観点で言うとDebianも強力ですが、マルチプラットフォームに対応しないので、少しきついです。32bitで使うなら、Debianも良い選択しになると思います。

ということで、大学始まるまでに環境を整えることにします。頑張って構築しまっせ~。

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このブログ記事について

このページは、enjoypcが2010年9月 7日 00:57に書いたブログ記事です。

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