GPSレシーバを買って使ってみた

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車でいろいろやってみる(その1)

自動車も運転できるようになったので、いろいろとやってみようってことで、その第一弾です。

やっぱり今居る場所を知ることができると良いですよね。ってことで、GPSレシーバを購入しました。

GPSレシーバ SD-200

GPSレシーバ SD-200

Bluetooth接続とUSB接続の物が、現在主流となっています。Bluetooth接続は、ワイヤレスのため少し高価で、しかもGPSレシーバの場合は、日本で使用許可がないものがほとんどです。なので、USB接続のものを購入しました。

上海問屋のSD-200というGPSレシーバを選びました。

このレシーバユニットは、SiRF StarIIIというGPSチップが搭載されていて、高精度なチップだそうです。

Windows 7 64bitでの使用となるので、ドライバ等で不安がありましたが、問題ありませんでした。ただし、ドライバは、このレシーバに搭載されているUSB-シリアル変換チップ、PL-2303のホームページからダウンロードする必要があります。

さっそく使ってみた

VisualGPSVisualGPSというソフトを使用して、情報を取得してみました。場所は、立命館大学BKCのコラーニングハウスII付近です。(大学なら場所がばれても問題ないはずw)

精度は、受信状況によっては数mまでの誤差に収まります。今回は、ビル影に入っているので、20mくらいの誤差が出てます。

精度について

PDOP・HDOP・VDOPというパラメータがあります。それは、GPSの配置状態を表しており、小さくなるほど精度が向上します。HDOPが水平方向、VDOPが垂直方向の精度を表し、PDOPは、HDOP ^ 2 + VDOP ^ 2で求まります。

コールドスタート・ウォームスタート・ホットスタートについて

それぞれどの状態から測位をスタートするかということです。コールドスタートは、完全にはじめからで、ウォームスタートは、一度抜いてから数分以内に接続し直したとき、ホットスタートは、測位がすでに完了しその後アプリケーションを起動したときです。

このGPSレシーバの場合は、コールドスタートの場合は、約1分掛かります。しかも、それは最短で1分です。受信状況が悪ければ、いつまで経っても測位できません。一度外に出て測位する必要があります。窓際でギリギリ可能でした。

ウォームスタートやホットスタートであれば、ある程度屋根とかがあっても、測位することが可能でした。

GPSレシーバの電源さえ入っていれば、測位できるようなので、USB電源供給器などに繋いでおけばホットスタートやウォームスタートが可能になると思います。

受信感度について

正直なところ思ってたものよりも悪い気がします。さっき述べたように少しの物陰で、受信感度がものすごく落ちます。コールドスタートだと、影響が大きくSN比が40くらいないと測位できないので、いつまで経っても測位できないと言うことが起こります。

何と言うか・・・

対応ソフトが少ない。多くの地図ソフトは、対応していますが、どうも挙動が気になります。ゼンリン電子地図手帳で試しましたが、このソフトの場合は、GPSレシーバは速さと向きを検出することが出来、地図の向きを進行方向に変えることができますが、0km/hの場合は、0度となり、地図向きを維持できません。VisualGPSでは、GPSの情報を見ることができますが、地図が見れません。

ということで、現在GPS対応ソフトを作成中です。

できたら公開する予定です。需要あるかは知りませんが・・・

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このページは、enjoypcが2010年10月21日 22:04に書いたブログ記事です。

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