DAC CS8416+PCM1794Aの仮組み・・・なんとかOK

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動作確認を・・・

昨日基板が完成したので、仮組をしてみました。

まず、トスリンクの入力の基板を作成し、各種ケーブルを作ります。ケーブルは、今日の朝にQIコネクタを注文したので、本組はそっちをつかいます。

オペアンプでレールスプリッタ回路を作成します。ボルテージフォロワーを組めばOKです。

このあたりは、本組したときに回路図を載せます。

 

ケーブルの接続に注意して組み立てます。

DAC CS8416+PCM1794A 仮組

あれ?音がでない・・

光デジタルケーブルを繋いで、確認してみましたが、何もなりません。

色々と試した結果、ジャンパーが間違っていたようです。RXP3からの入力だったので、ジャンパーを全部接続しました。

わかったこととして、RST入力は、電源を入れてから1秒ほどたってからHIGHにする必要があるみたいです。やっぱり遅延回路は必要だったみたいですね。

鳴ったのは良いが・・・

音割れしてます。しかも、右チャンネルからのボリュームが異常に小さいです。

ここで、電源がおかしいと判断して、一時的に2個のACアダプターで両電源を作ることにし、動作させました。

多少は改善しましたが、やっぱり音割れしているし、右チャンネルは相変わらず小さいまま。抵抗やコンデンサの容量を疑いましたが、どう見ても設計図通りです。

で、テスターで音声出力の電圧を測って見たところ、-7VのDCオフセットがあることが判明。異常ですね。

ここで、PCM1794Aのデータシートと回路図を確認したところ、間違いがあることが判明。

最終段のオペアンプの入力+-が逆になっていることがわかり、パターンカットとジャンパー線でパッチ処理。あれだけチェックしててもエラーは、あるものですね。

DAC CS8416+PCM1794A 基板裏面 パッチ済み汚くなってしまいましたが、しかたないですね。

取りあえず、これで、左チャンネルの出力が完璧になりました。DCオフセットも、0.4mVとOKです。

右チャンネルがでない・・・

右チャンネルが完璧に出なくなりました。どうやらリークかクロストークか何かで、右チャンネルがなっていたようです。

テスターで怪しいところを探すこと1時間。PCM1794Aの半田不良と判明。VCCRの端子が浮いており、電源が供給されていないことがわかりました。

PCM1794A 半田付けVCCRは、写真の手前一番左の端子です。半田を吸収しすぎて浮いていたようです。

半田付けすると、無事に右チャンネルからも出力されるようになり、正常動作しました。

 

動作中で、オペアンプの発熱が結構あります。DACは、ほとんど発熱してませんでした。オペアンプは、触るとかなり熱いです。

 

レールスプリッタ

ACアダプタ2個の両電源で動いたことを確認したので、ACアダプタ1個でオペアンプの分圧で動作させます。

取りあえず、ボルテージフォロワーを1つくんで動作確認。

すると、一瞬音がなって、電源が切れます。テスターで負電圧を測定していて、リセット解除後に、-12Vから-18Vになって一気にバランスが崩れていることがわかりました。

電流不足ですね。

取りあえず、デュアルオペアンプなので、2つ目のボルテージフォロワーを組み、再度動作確認。

結果は1つの時と同じでした。やはり電流不足。

となると、2つめのオペアンプを用意して、さらに2つのボルテージフォロワーを追加。

すると、今度は動作し、音が出ました。ACアダプタ2個の時と比べると、音質が落ちています。やはり、分圧でなく、ちゃんとした両電源を作るほうがいいですね。

レールスプリッタ オペアンプx2ブレッドボードで仮組です。ユニバーサル基板で作る予定です。オペアンプを3-4個くらい用意した方がよさげですね。

 

取りあえず動作確認ができたので、次は、本組です。ケース実装までできると良いですが、基板を作って終わりでしょうね。

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