SH-06Aのレビュー (3) パケ・ホーダイ ダブル

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前回の続きで、今回はパケット通信をメインにした話。

10月になってパケット通信定額サービスの新プラン、「パケ・ホーダイ ダブル」になりました。パケット通信の量や種別によって請求金額が違い、段階的に料金が変わるサービスです。

とりあえず、実験です。内容は以下の通り。

  1. パケット通信値段の付け方を調査する。
  2. 本当に、得であるのか?
  3. フルブラウザを使ってみる。
  4. PC経由で通信をしてみる。

料金と機能を調査するということですね。さっそく、結果を報告します。

まずは、1から。

 値段の付け方についてですが、この2日間調べてみました。調査方法は、My docomoの請求明細と、ドコモ料金表示アプリを使用します。

結果は、「通信方法により分類され、そのパケット代が計算される」と言うことがわかりました。

iモードブラウザだけを使ったのなら、4,200円で上限になり、フルブラウザを使ったのなら、5,700円で上限になっていました。PC通信をすれば、1,3000円が上限になります。(すべて税抜き金額です)

ここで注意があります。iモードを全く使わない状態で、PCやフルブラウザを使用し、4,200円までに使用をとどめ、その後、iモードの上限まで使用した場合、4,200円+PCやフルブラウザの料金になります。

まぁ、料金が種類によって分離されていると考えれば当然なんですがね。

例を流れにすると、
(スタート) 372円
→(PC経由で接続) 2万パケット→(0.08円で計算して加算) 20,000 packets * 0.08円 = 1,600円
→(iモード通信) 10万パケット
→(0.08円で加算し、上限4200円に到達。PC分を0.08円と1500円以降0.02円で加算) 4,200円 + 187,500 packets * 0.08円 + 1,250 packets * 0.02円 = 5,725円
→(フルブラウザ通信) 5万パケット
→(iモード上限、フルブラウザ上限に到達。PC分を0.02円で加算) 4,200円 + 1,500円 + 20,000 packets * 0.02円 = 6,100円

私は、少し勘違いしていました。後から考えると当たり前なんですが。

あと一つ注意としては、パケ・ホーダイ ダブルは、PC通信も対象になっているため、無料通話分として使うことができません。パケ・ホーダイなら可能でした。

 

上のことから、2の回答としては、使い方によって変わるということです。

フルブラウザを使うのなら、得だと思いますが、アプリでもフルブラウザは提供されているので、そっちを使うともっと得です。Flashを再生したい、Ajaxを使いたいという人は、内蔵フルブラウザの方が良いです。

PCでも使いたいという人は、選択が分かれます。月に10ページ以下のブラウジング、メールの送受信というくらいなら、パケ・ホーダイのままの方が良いです。こちらは、無料通話分で計算されるので、その分が無料になります。それ以外の方は、パケ・ホーダイ ダブルの方が良いと思いますが、料金が高くなるので、WiMAXやイーモバイルを推奨します。

また、前者での通信で、パケ・ホーダイ ダブルを契約したというのなら、多少速度が遅いですがb-mobileのdoccicaを勧めます。プリペイドで時間単位で使えます。ただし、私は所有していないので何ともいえません。また、最近WiMAXで1日だけ使用するというプランが出てきたようなのでそれも勧めます。

 

次は機能面で、3 フルブラウザの使い勝手です。ファーストインプレションは、いまいち使いにくい

フルブラウザでは、カーソルが表示され、ページ移動は、そのカーソルを画面端に寄せてスクロールという物です。これが、非常に使いにくく、少し当てただけで、ウェブページ端にすぐ移動します。真ん中に止めるのが難しいです。方向ボタンを使えば少しましです。

FlashやJavaScriptは、一般的なサイトなら十分に動作します。ただし、Google マップなどAjaxがふんだんに使用されたサイトは、ブラウザがフリーズしたようになり、戻るボタンを押しても反応しないという状態になりました。YouTubeの動画は、カクカクになりますが、再生は可能です。ただし、ブラウザの動作は遅くなります。

 

4 PC経由で接続です。別機器でのHSPA(High Speed Packet Access)の機能を調べます。通信速度測定サイトで計測しました。USB接続とBluetooth接続の2種類の方法で試しました。ISP(プロバイダ)は、@niftyで、場所は、自宅です。使用したPCは、Sony VAIO type Zです。

USB接続

■速度.jp スピードテスト 高機能版 回線速度測定結果
http://zx.sokudo.jp/ v3.0.0
測定時刻 2009/10/02 08:59:44
回線種類/線路長/OS:-/-/Windows Vista/-
サービス/ISP:-/-
サーバ1[N] 1.18Mbps
サーバ2[S] 1.43Mbps
下り受信速度: 1.4Mbps(1.43Mbps,179kByte/s)
上り送信速度: 400kbps(400kbps,50kByte/s)

bluetooth接続

■速度.jp スピードテスト 高機能版 回線速度測定結果
http://zx.sokudo.jp/ v3.0.0
測定時刻 2009/10/02 08:58:03
回線種類/線路長/OS:-/-/Windows Vista/-
サービス/ISP:-/-
サーバ1[N] 679kbps
サーバ2[S] 274kbps
下り受信速度: 670kbps(679kbps,84kByte/s)
上り送信速度: 160kbps(163kbps,20kByte/s)

USB接続では、そこそこの速度が出ています。ただし、ワイヤレスWANなどのデータ通信専用端末に比べると遅いです。

Bluetooth接続では、Bluetoothがボトルネックとなっているようです。(Bluetoothの最大は、2.1Mbps)
BluetoothマウスがノートPCにつながっていたので、それが原因かもしれません。

※これらは、パケット代節約のため1回しか測定していません。

 

今回の話の結果、PCでの通信はb-mobileやWiMAXにしたいと思います。b-mobileの方が安定している用なので、そちらメインでやっていこうと思います。(お金に余裕ができれば・・・)

結論: 携帯電話でPC経由パケット通信は、高い。

(そう言えば、64kデータ通信もあったな・・・・・・ でも、10分くらいで無料終了だから変わりなし)

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