DAC CS8416+PCM1794の回路図

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回路図

DACの回路図が一応仕上がりました。まあ、動くかはわかりませんが・・・

2011年1月14日 追記: エラーがあったので、更新しました。実際に組み、動作しました。

DAC CS8416+PCM1794A DAC回路図 エラー訂正版

PCM1794AとCS8416のデータシートと先駆者の知恵を参考に作りました。

回路図では、オペアンプがNE5532になっていますが、今回使うのは、OPA2604APです。

電源は、3.3V(デジタルとアナログ用)と5V(アナログ用)と±9V(オペアンプ用)が必要です。これが、電源回路図。

DAC電源回路図これもうまく動くかが、わかりません。三端子レギュレータの並列接続って可能でしたかね?

±12Vの電源を必要とします。AC100Vやバッテリーから±12Vの電源を作るのが良いに決まってますが、ACアダプタ24Vの抵抗による分圧で応急処置とします。(予算が・・・ね)

2010/12/31追記: LEDの抵抗に100Ωと書いていますが、おそらく抵抗値が低すぎます。300Ωから1kΩ程度が良いと思います。手元にあったLED(黄色:詳細不明)では、1分ほどで焼損してしまいました。

回路作成時の注意など

CS8416は、ハードウェアモードで動作させています。ソフトウェアモードを使うことで、高度な制御ができるようになります。ただし、コントローラが必要になり、AVRやPICマイコンを使えば、できそうですが、そこまでの予算は残っていなく、断念しました。

CS8416のハードウェアモードでは、出力に47kΩの抵抗をVLもしくはDGNDに落とすことで、制御しています。これを忘れると動かないらしいので、注意。

リセット端子についてですが、遅延リセット回路みたいなものをつけるほうがいいです。今回は、ジャンパーピンだけでやっていますが、コンデンサと抵抗を使った遅延回路を作る方が良いです。もし、動作しなかったらヘッダピンから別の回路をつければ良いだけなので、このようにしました。

2011年1月14日 追記: リセット端子は、遅延リセット回路を付けなければ、うまく音が鳴りません。付けない場合は、電源を入れてリセットをL→Hとしなければいけません。

CS8416のVAとVDDは、3.3Vですが、データシートによると、電源が1つの場合は、フェライトビーズがいると書いているので、入れる必要があります。今回は、フェライトビーズを使わずに、電源を2つに分けてみました。

S/PDIF入力は、3.3Vのものを使用しなければいけません。VDD?の電圧に合わせる必要があります。

PCM1794AのVCC(アナログ用電源)は、5Vを用意しなければいけないので、別途必要です。

PCM1794Aのアナログ出力は、差動出力電流駆動なので、その変換を行う必要があります。右側のオペアンプ群で行っています。この回路の抵抗値、静電容量値は、データシートのままです。この数値を変えることによって、出力の電圧?を変えることができます。

次回は

プリント基板のパターンを作ります。現在、試行錯誤中です。なかなか難しい。

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