感光基板で基板を作ってみたが・・・大失敗

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大失敗

結果から言うと感光基板3枚使ってみましたが、全部失敗しました。

1回目は、蛍光灯による露光で、露光不足気味、現像過多、エッチング不良により、全部通電するという不良品に。

2回目は、直射日光による露光で、露光過多、現像過多により、パターン剥離の不良品。

3回目は、直射日光による露光で、露光不足、現像不足により、不良の塊に。

感光基板は難しいですね・・・

失敗理由をまとめてみた

OHPシートでプリント基板用の物を使用していない

普通のOHPシートを使用したため、印刷品質があまり良くなく、すかしてみると、パターンから光がよく見えます。これでは、うまくいきませんね。

プリンタ(EP-802A)がOHPシートの印刷に非対応

これは、調査不足でした。EP-802Aは、光学センサーを使用した印刷位置合わせを行っているようで、透明フフィルムには、印刷できません。無理矢理、OHPシートと普通用紙を合わせテープで固定し、光沢用紙設定で印刷してましたが、どうやら解像度が不足していたようです。

専用の露光器を使用していない

感光基板は、専用の露光器で露光すべき物です。感光基板の説明書には、その露光器を使った時間しか書かれていないので、露光時間が不明です。

OHPシートと感光基板の間に隙間があった

感光するときに、OHPシートと感光基板の間に1mmほどの隙間ができてしまい、傾き具合や光源の位置を変わることで、微妙に変わっていました。これが原因で、パターンがうまく感光されなかったようです。

コメントすると

エッチング液や現像液は、廃液処理しなければいけない危険なもので、その扱いが面倒です。また、基板を流水で洗浄するときも、10分くらい洗わないと、エッチング液がのこることがあるようです。

今回は断念してPCBCARTに依頼

今回は、感光基板を利用して作成することをやめて、PCB製作会社に頼むことにしました。

PCBCARTに依頼してみました。コストは、約90ドルかかり、結構高い出費となります。これで、回路図とかミスってたら涙目ですね。

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