2010年12月アーカイブ

2011年1月14日 追記: この回路パターンは、間違っています。これを使用した場合、ジャンパーやパターンカットをしなければいけません。

前回回路図が完成したので、基板のパターンを作成しました。今回は、感光基板を使う予定なので、プリント回路が自由に作れます。表面実装のICも全く怖くありませんねw

前回書くのを忘れていましたが、DAC部と電源部の2枚の基板を作ります。理由は、入らなかったからです。Eagleのフリー版では、100mm×80mmが最大基板サイズとなっているので、単純に2枚に分けました。

DAC部

まずは、DACのパターン図から。基板サイズは、100mm×75mmです。また、片面基板です。

DACパターン図シルク印刷がダブってる・・・。これでは、どこに何をつければいいのかがわかりませんね。あと、どうしても接続できない部分があり、ジャンパ線が必要なところがあります。黄色い線で書かれている部分がそうです。

感光用にモノクロにして出力したのがこちら。

DACパターン図感光用それっぽくなってますね。解像度を1200dpiに出力しているので、印刷には十分でしょう。

作成したパターンですが、本当にうまくいくのかが心配です。線の間隔が0.3mmほどしかないので、どうなることやら。

 

回路図

DACの回路図が一応仕上がりました。まあ、動くかはわかりませんが・・・

2011年1月14日 追記: エラーがあったので、更新しました。実際に組み、動作しました。

DAC CS8416+PCM1794A DAC回路図 エラー訂正版

PCM1794AとCS8416のデータシートと先駆者の知恵を参考に作りました。

回路図では、オペアンプがNE5532になっていますが、今回使うのは、OPA2604APです。

電源は、3.3V(デジタルとアナログ用)と5V(アナログ用)と±9V(オペアンプ用)が必要です。これが、電源回路図。

DAC電源回路図これもうまく動くかが、わかりません。三端子レギュレータの並列接続って可能でしたかね?

±12Vの電源を必要とします。AC100Vやバッテリーから±12Vの電源を作るのが良いに決まってますが、ACアダプタ24Vの抵抗による分圧で応急処置とします。(予算が・・・ね)

2010/12/31追記: LEDの抵抗に100Ωと書いていますが、おそらく抵抗値が低すぎます。300Ωから1kΩ程度が良いと思います。手元にあったLED(黄色:詳細不明)では、1分ほどで焼損してしまいました。

回路作成時の注意など

CS8416は、ハードウェアモードで動作させています。ソフトウェアモードを使うことで、高度な制御ができるようになります。ただし、コントローラが必要になり、AVRやPICマイコンを使えば、できそうですが、そこまでの予算は残っていなく、断念しました。

CS8416のハードウェアモードでは、出力に47kΩの抵抗をVLもしくはDGNDに落とすことで、制御しています。これを忘れると動かないらしいので、注意。

リセット端子についてですが、遅延リセット回路みたいなものをつけるほうがいいです。今回は、ジャンパーピンだけでやっていますが、コンデンサと抵抗を使った遅延回路を作る方が良いです。もし、動作しなかったらヘッダピンから別の回路をつければ良いだけなので、このようにしました。

2011年1月14日 追記: リセット端子は、遅延リセット回路を付けなければ、うまく音が鳴りません。付けない場合は、電源を入れてリセットをL→Hとしなければいけません。

CS8416のVAとVDDは、3.3Vですが、データシートによると、電源が1つの場合は、フェライトビーズがいると書いているので、入れる必要があります。今回は、フェライトビーズを使わずに、電源を2つに分けてみました。

S/PDIF入力は、3.3Vのものを使用しなければいけません。VDD?の電圧に合わせる必要があります。

PCM1794AのVCC(アナログ用電源)は、5Vを用意しなければいけないので、別途必要です。

PCM1794Aのアナログ出力は、差動出力電流駆動なので、その変換を行う必要があります。右側のオペアンプ群で行っています。この回路の抵抗値、静電容量値は、データシートのままです。この数値を変えることによって、出力の電圧?を変えることができます。

次回は

プリント基板のパターンを作ります。現在、試行錯誤中です。なかなか難しい。

DACの製作 (計画)

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PS3のアップサンプリングは、非常に綺麗になると、このブログに書いたような書かなかったような。

それを使って再生するときに、光デジタルをSE-200PCIに入力して、アナログ変換するという方法をとっています。これをすると、わざわざうるさいPCを立ち上げて、電源をつけっぱなししなければいけません。しかも、SE-200PCIは、光デジタルの入力サンプリングレートが96kHzなので、PS3の最高出力の176.4kHzを入力することができません。

と言うわけで、DAC(Digital Analog Converter)を作成することにします。

仕様を決める

目的は、光デジタルからアナログRCAに出力するものを作成する。最大サンプリングレートは、192kHzで、量子ビット数が、24bitのDACを製作します。

今回は、感光基板を使って、オリジナルの基板を作ってみようと思います。

予算としては、1万円前後を予定しています。

必要なIC

ネットを徘徊していたところ、2種類のICが必要のようです。

まず、光デジタル入力のS/PDIFを、I2S形式に変換するための、DAI(Digial Audio Interface)が必要になります。DACに入力するための変換ICです。これは、CS8416というICを使うことにします。

次に、デジタルからアナログに変換するための、DACが必要です。これには、PCM1794Aを使うことにします。

PCM1794Aは、アナログ信号が差動出力なので、それを変換するための、オペアンプが必要になります。これは、基本的にオーディオ用のオペアンプで良さげなので、OPA2604APを使用することにしました。

回路図を書いてます

CS8416+PCM1794Aの組合せは、結構有名のようで、回路構成がネットに上がっています。

それらを参考に、現在作成中です。

作成には、Eagleを使用しています。今回初めての利用です。

 

次回は、DAC回路図を紹介します。

 

落ちました・・・

それだけです

 

点数を確認したところ

午前II 84点

午後I  49点

と、午後Iでアウトでした。

やっぱりむずい。

最近ブログを書いていなかったので、適当に。

NICの話です。

Intel PRO 1000/PT Server Adapter

IntelのPCI Express対応のGigabit Ethernet adapterです。PTシリーズは、主にサーバ向けに販売されているモデルです。

ヤフオクで4000円ほどで転がっているものを友人に頼んで代わりに落札してもらって入手しました。頼んだのは、単にめんどくさかったからです。

Intel PRO 1000/PT Server Adapter デバイスマネージャこんな感じで認識されてます。ドライバは、Windows Server 2008 R2のデフォルトの物を使用しています。このマシンには、他にも2つNICが入っていて、それぞれ別のネットワークに接続されています。

性能

性能を、MarvellのNICと比較しました。速度は、CrystalDiskMarkでネットワークドライブを計測しています。比較は、精密に行っていなく、曖昧です。

まず、Marvellでは、ネットワーク利用率が99%になっているのに、速度が700Mbpsくらいしかでないということがありました。

Intel NICでは、Marvellの時と同じ速度が表示されましたが、ネットワーク利用率は60%前後と適正な表示となっていました。

Marvell NICでは、なんらかのオーバーヘッドがあることなんでしょうか?よくわかりません。

CPU利用率については、比較用の測定をしていません。個人的には、一般的なNICと対して変わらないような気がします。思っていたよりも高いと言ったところです。

最後に

Intel PTシリーズを使ってみましたが、今のところ一般的なNICと変わらないといった印象です。まだ、1時間くらいしかし要していないので何ともいえません。Realtekなどの激安NICと比べると安定しているという印象はありました。

Intel PTシリーズは、Server AdapterとDesktop Adapterの2種類があるので、購入するときは、それに注意してください。

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